人生はB級ホラーだ。

良い作家さんになりたい鳥谷綾斗のホラー映画中心で元気な感想ブログ。(引っ越しました)

体験教室/『武士道見分』で刀剣を触ってきました。

去る八月末、ワークショップフェスティバル・ドアーズで、『武士道見分』を学びに、西宮市まで行ってきました。

iwf.jp

刀剣の、基礎知識、打ち粉を打つなどの取扱方法、作法、そして居合い道の構えを体験させてもらいました。
7月の殺陣体験に通じるものもあり、大変楽しかったです。

ちなみにワークショップが始まる前。講師の先生に、

「刀剣に興味を持ったキッカケが、『刀剣乱舞』というゲームの方はいらっしゃいますかー?」

と訊かれました。

( ・ω・)<いろいろバレてるぅ!

ってな感じで一瞬ひえっとしましたが、その通りなので元気よく手を上げました。そしてふつーにいっぱいいた。(さにわの方々が)


【まずは、軽く刀剣の豆知識など】
以下はメモから抜粋。

〈覚えたこと〉
①太刀と打刀は、銘が入るところが逆。
②感覚的に、反りが少ない方が引きやすい。
③ものうち三寸、鋒が三寸までがよく切れる。
②と③は、本の資料ではちょっと得がたい生の声を聞いた。そんな気がします。

【お手入れの感想】

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この中から選びました。

 

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可愛くないですかこの刀さん!
ついつい人の姿を得たらどんな子になるんだろって考えてしまうオタク脳。(さにわ脳?)

しかし手に取った瞬間、「重!!!」と思わず。
「あれこれホンモノ!?」と今さら気づきました。(安定のスットコドッコイ)

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打ち粉初体験。
少し前まで『時代劇でよく見る場面』でしたが、今は完全にゲームのあの画面です。
手入れに入る時、特に短刀ちゃんたちの重傷時ボイス聴くたびに、めそめそしながら手伝い札を使うやつです。
始める前にとても大事なことを教わりました。

手入れの前には
目の前に刀を置いて
一礼。

その所作が、なんとも神聖で、背筋がのびる思いです。
それから説明を傾聴&先生の動きを凝視して実践したんですが、これがまた難しい。
太ももに載せて安定を図るよう助言してくださったんですけど、重くて長いから動く動く。
( ・ω・)<たいへんだー。

〈覚えたこと〉
①打ち粉の中身は、砥石の粉と鹿の角(自然と奈良公園の主たちを思い出しました)を混ぜた研磨剤。
②お手入れする時は、敵から急襲されても即座に抜けるように、自分の左側に置く。
(逆に敵意がない時は右側)

その後は、刀を手にして居合いの型を教えていただきました。
我ながらかっこよかったと思います。(自画自賛にも程がある)


付喪神っていうのは】

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こんな機会はそうそう無いぜ! とばかりに、めっちゃ近くで見てめっちゃ写真を撮った、講師の先生所有の刀。『四百年前に打たれた長船の打刀』だそうです。

すみません正直に言います。

( ;ω;)<みっちゃん(燭台切光忠)のご親戚か……。

って思いました。子孫? かな?

講師の先生は「たいした価値はないですよ」と謙遜されていましたが、全力で首を横に振りました。
だって単純にすごい。
400年前のものが今でも使われている。すごい。素直にすごい。

自分が今現在使っている道具。たとえばiPhoneなんて、400年後なんてチリになってる未来しか思い浮かべません。
はるか遠い未来まで残ってるとは思えない――と、思ったんですが。

( ・⌓・)<あれ。でも、黒電話はそろそろ付喪神になりそうだな……?

いやこれ完全にイメージなんですけど。
iPhoneやパソコンは何百年後も残って、魂を得るというか、人々からの何か(何かって何だ)を得て、付喪神になるイメージが抱けない。
でも黒電話はなんかなりそう。

何故だ。何が違う。

この言葉にできない感覚が、道具が付喪神になる要素……?
条件……?
………………なのか?

 

( •⌄• )?

 

なんかフワフワしたシメですみません。まだ勉強中なんです。

何はともあれ、実際の刀剣を触って、その重さを実感できた。
それがすごく嬉しかったです。ありがとうございました。
(来年は友人氏を誘いたい)

次回の記事は手帳ネタです。