人生はB級ホラーだ。

良い作家さんになりたい鳥谷綾斗のホラー映画中心で元気な感想ブログ。(引っ越しました)

刀剣乱舞/刀剣拝観&京都刀剣御朱印めぐり・前編

去る7月10日、納豆の日
誕生日なので友人氏と京都へ行ってきました。
目的は、5月の石切さんに引き続きの刀剣拝観。
藤森神社に鶴丸国永・三日月宗近の写し、そして刀剣御朱印めぐりをしてきました。

 

www.fujinomorijinjya.or.jp


( ・ω・)<フウ!!!


先にはしゃいでおきます。


【先にまとめ】
今回の記事は前編後編に分かれて少々長いので、この神社めぐりで学んだこと、神社めぐりにあったらよい持ちものを先にまとめておきます。

①大きめのハンドタオル。
(手水で必ず手を清めるので。小さいハンカチ1枚持ってたんですけど「もっと吸水して!」って思いました)

②多めの現金。
(誰だ昨今の神社はお賽銭が電子マネーとか言ったのは。駅で下ろす羽目になりました。御朱印をいただくときもなるべくおつり無しの方がいいそうなので、特に小銭は多めがいいです。コミケと一緒です)

③計画性。
(最後に回ったのが建勲神社だったんですけど、道が分からなすぎて最終手段・タクシーを使いました。大人って素晴らし……否、あらかじめ道は調べておきましょう)


とても楽しかったです。
夏休みの思い出に是非どうぞ。水分と休息と情熱と敬意、何より笑顔を忘れずに。

 

⁽⁽◝( ˙ ꒳ ˙ )◜⁾⁾

 


【まずは、『鶴丸国永』の藤森神社へ】
午前中の早い時間。京阪電車の1日パスポートを買って電車に揺られ。
今回は「地下鉄に乗ってたはずが気づいたら近鉄電車」みたいな神隠し(てきとうな物言い)にも遭わず、普通に到着し、友人氏ふたりと合流しました。

 

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さすが平日。ひとけは少なく、静かで、流鏑馬の催しがあるせいか境内は広かったです。

 

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お参りをして、持参した御朱印帳に御朱印を書いていただき、特製の御朱印やお守りをいただいた後、宝仏殿に入りました。

 

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めっちゃ鶴さんいた。お迎えしてくれました。

宝仏殿内は撮影禁止ですが、ここはOKでした。
すずやさんと同じく、参拝者の方々のおきもち。きれいに飾られてました。鶴さん驚きの綺麗さだよ鶴さん。

他の神社の社務所でも同様で、御朱印を書いていただいている間も楽しかったです。


【ふたつの刀剣を見比べて】
まだまだ不勉強なので印象だけで物を言いますと。

三日月宗近はひたすら静かな存在感で、
鶴丸国永はパッと目を引く存在感。

たぶんそう思ったのは、刀身の『反り』のためかと。
鶴丸国永の方が反ってるんですね。ほんとに鶴がバッと羽を広げているみたい。
あと、手元に近い部位……鎺(はばき。だと思う。間違ってたらすみません)に刀紋があるのにはちょっと驚きました。

「鶴さんの方が肉厚に見える」「ライトの当たり方が秀逸」と友人氏といろいろ感想を言い合いましたが、結局のところ、

「きれいだね」
「うん」

で締めました。


殿内には、馬の彫り物、木の置物、昔の戦道具が所狭しと。
鎧や馬の鞍、武器はとにかく「重そう。」の一言でした。
乗馬をする友人氏が、「大の男が鎧を着けて武器持って戦っても走るってことは、昔の馬は今より筋肉ムッキムキやったんやろな」と頷いてました。今は速く走ることに特化してるとか。
なるほどこれもひとつの進化か、などと思ったり。


【ひょうたん育てる、『骨喰藤四郎』の豊国神社】
次は京阪電車に乗って、豊国神社へ。
駅から道路沿いをずっと歩いて、「文化で殴ってくる」という印象の重厚な建物――京都博物館の横を過ぎて到着。

 

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のどかな入り口。

 

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蜂須賀桜

テンションが上がりました⤴︎!

 

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ひょうたん。

立派な実が成ってました。
社務所ではほねばみさんのフィギュアがお出迎え。

ずおのフィギュアと一緒に並べられてほのぼのしました。粟田口の脇差双子(概念)ほんと可愛いです。


【おひる!】

 

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すだちそうめん。
お出汁がおいしいー。薄く切ったすだちなのでまるっと食べられました。ウェルカム塩分水分クエン酸

 

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食後甘味はかき氷。
笑った。めっちゃでかい。そしてめっちゃおいしい。
頭がキーンってならないタイプの天然氷に、予想の倍以上濃密な抹茶蜜、練乳、小豆をかける!
大きすぎて友人氏に手伝ってもらいました。最後は飲んだ!
ちなみにこちらのお店にはレジに歌仙兼定さんがいました。歌仙さんお台所のあるじだよ歌仙さん。


【階段の先はびっくりした馬の石像、『一期一振』と『三日月宗近』の粟田神社
身も心も満たされて、強めの陽射しのなか、京阪で三条駅まで。さらに地下鉄に乗って最寄り駅に。
途中で刀剣専門の古物店を見かけつつ、道路沿いをまた歩いていると、

 

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道路に面していたんですが、本殿はもっと奥にありました。
鳥居と鳥居の間にある家々は、すみません自動的に厨二病的発想を浮かび、『結界に守られている感』がありました。(すぐそういうこと言う)
やたらでっかい蟻に目を奪われながら長い階段をのぼり続けると、迎えたのは、

 

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なんかすごいびっくりしている馬。
私はこの馬に「戦場で生き別れの息子に再会した馬」という設定を(勝手に)つけました。

そこから始まるドラマもある。(`・ω・´)



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見晴らしのいい景色と、山に見下ろされてひっそりとした本殿。

社務所御朱印をいただいている間、粟田神社から御朱印めぐりを始める方とちょっとだけお話させてもらいました。
これもまたよき思い出。ありがとうございます。


さてさて残るは建勲神社。その時点で時間は午後2時半。
余裕やな! と笑っていた我々でしたが――真の試練はここからでした。

 


後編に続く。