前回のあらすじ。
御朱印めぐりには、大きめのハンドタオルと小銭、
そして何より計画性を持っておこう。
建勲神社への行き方が分からない。
要はそういうことです。
なんか京都ってバス文化なんですね。で、バス停の名前が同じでも路線が違うようで。
つまりドややこしいのです。
路線図を見ても分からない、地図アプリを見ても分からない、そうこうしているうちに時間が経ち、建勲神社の社務所が閉まる午後5時へのカウントダウンが始まり――
「タクシーで行こう」
「賛成オブ賛成」
※これが大人の力です。「カネニモノヲイワセル」という名の必殺技です。
タクシーでの道中、非常に優しくて穏やかな運転手さんに、『京都は魔境。バスの乗り方は僕でも分からない』とおっそろしいことを言われました。何なん京都ダンジョンなん?
とりあえず、
・山がない方向が南で、川は北から南に流れるのでそれで方角をつかむ。
・京都駅を中心にして考えれば、御朱印めぐりは回りやすい。
だそうです。
日本交通のタクシー運転手さん、その節はありがとうございました。
しかしタクシーに揺られること十数分。ココからさらなる試練が。
粟田神社とは比べものにならないレベルの階段を上がることになりました。
「この行きづらさ、どう考えてもラスボスやないか」
「ていうかボスマスやん。桶狭間やん。池田屋(正確には6-1の京都市中)やん。賽子の悪夢やん」
日頃の運動不足を噛みしめつつ、ゆるい会話をしながら上がってのぼって上がると。
眺めがきれい……。
一瞬見とれかけましたが、時間が迫っているのでダッシュでお参りに向かい、社務所へ。
残念なことに、宗三にいさまの御朱印は在庫切れとな。
仕方ないです。今の我々には傾国の刀(の御朱印)をお迎えする器ではなかった、それだけのこと。
代わりにキャラデザの鈴木次郎先生の色紙で、「宗三にいさまお美しい……」と胸を高鳴らせたり。
そうして出来上がった御朱印の色紙。
スタンプラリーとはまた全然違いますね。
ちゃんと大切に、自室の高いところに飾ってます。
そんな感じで納豆の日当日は幕を下ろしたのですが、後日さらなる出来事が。
【おまけ的後日談・誕生日ケーキをもらいました】
同じ週の3連休最終日に、友人氏と刀ミュの予習をしたのです。
そこで、
号泣サプライズな誕生日ケーキをもらいました。
そう、大倶利伽羅さんのキャラケーキです。世界一顔がいいケーキです。
こんな嬉しいプレゼントがありましょうか。
物そのものもですが、そこに込められた気遣い、いたわり、遊び心、つまりぶっちゃけ『愛』が嬉しいです。本当に。果報者です。
(。>﹏<。)✧*。
にしても、不思議なものです。
去年どころか今年の3月までは考えてもみませんでした。
こんな風に真剣にゲームで遊んだり、刀剣を観に京都に行ったり、お参りして御朱印をいただいたりするなんて。
っていうかケーキ相手に「顔がいい」という感想を持つ誕生日なんて、1ミクロンも想像してませんでした。
人生ってふしぎ。
そう思った2019年の納豆の日でした。
しかし本当に顔がいいな。
こういう食べ方になるよねえ。
ごちそうさまでした!
( ・ω・)<ハッピィ!!!