人生はB級ホラーだ。

良い作家さんになりたい鳥谷綾斗のホラー映画中心で元気な感想ブログ。(引っ越しました)

お知らせ・創作四方山話/『バケモノが、いる』完結しました。

うっかりすっかりブログでウェブ小説連載のお知らせを書くの忘れてびっくりOh,No!
(突然のRap)

アルファポリスさんで3月31日から連載していたホラー作品が、4月18日に完結いたしました。

www.alphapolis.co.jp

( ・ω・)<めでたい。

【あらすじ】

大学四年生の夏休み、七虹(ななこ)はH県のS高原にいた。
頼りない自分を変えたくて、たったひとりで、新しい世界に飛び込むために。
そこで出会ったのは、椿(つばき)という人懐っこい少女と、大和(やまと)という美少年。
謎の多い椿と大和、そして『グロススタジオ』という会社のメンバーと合流した七虹は、湖のある森の中のログハウスで過ごす。

その夜、湖に行った宿泊客のひとりが姿を消す。
その湖には、人間を喰う『人魚』がいるという噂があった……。

 

R15くらいのグロ要素あり、ゾンビバトル程度のバトル要素ありです。本当にB級です。

50,000字ほどの中篇ですし、ちょっとした暇つぶしにでもご利用くださいますと幸いです。

さて以下はちょっとした裏話です。

【裏話と今後の展望と】
この作品は、

昔書いた作品(なんか何もかもイヤになった時期にキレて「自由に書いたらぁ」とゼロの状態から1週間で書き上げてノリでとある賞に送ったら三次選考まで行ったという個人的には頑張ったで賞をあげたい)を、超ド級のB級ホラーを目指して手を入れました。

そこそこ客観的に自分の作品を見れるようになった(たぶん)現在、改めて読み直すとなかなかアレでした。

改稿するにあたって、問題点を洗い出しました。
それらを公募の選評風に書いてみましょう。

総合評価:?点
選評:勢いだけはある。スタンダードなホラー作品を目指したのも分かるが、主人公の七虹(ななこって読みづらい。名前はもう少し考えるべき)に主体性がない。
ラストは語り手が、七虹から大和と椿に変わり、誰の話なのかブレてしまい、テーマがよく分からない。


ってな感じです。
そんなわけで今回の改稿では、『バケモノとは何ぞや』を主体にしました。
結局、『椿』と『大和』の正体が明かされてないので「なんのこっちゃ」かもしれませんが、近いうちに続きというかこのテーマと舞台と設定でいろいろ書いていこうと思います。

お付き合いくださった方々、ありがとうございます!
書いてていちばんテンション高かったのは、『人魚』が無双する場面です!
その前の場面が個人的に大嫌いな展開だったのでスッキリしました!

それでは、
またのお越しをお待ちしております。

 

【宣伝】
2020年4月13日から、
集英社さまのチャットノベルアプリ・TanZakさんで、新作の連載をさせていただいております。

『殺人権利、お売りします。』

人を殺しても「無かったこと」にできる殺人権利。
それを売る『殺人権利屋』と人を排除したい客たちの物語です。
限りなくイヤミスに近いホラーです。

tanzak.jp

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よろしくお願いします!