人生はB級ホラーだ。

良い作家さんになりたい鳥谷綾斗のホラー映画中心で元気な感想ブログ。(引っ越しました)

w-inds. LIVE TOUR “AWAKE" at 日本武道館(w-inds.)

JUGEMテーマ:w-inds.

w-inds./2014.3.19
w-inds. LIVE TOUR 2013 "AWAKE"』

「ちょっと今日はね、奇跡が起きそうな気がするよ」

「say, w-inds.!」→\w-inds.!/
「say, Ryuichi!」→\Ryuichi!/
「say, Ryohei!」→\Ryohei!/
「俺の名前は?」→\けいたー♡/



w-inds.


男性ダンス&ヴォーカルユニット・w-inds.の、2013年の全国ツアーのライヴDVD・BDです。
私は初日と、12月に地元である大阪、オーラスである1月の武道館(コレ)に行ってきました。
つまり3ヶ月連続w-inds.ライブでした。今思うとなんて贅沢なっ。
ですが、どうせならメンバーの誕生日がカブる11月18日(涼平)と12月16日(慶太・龍一)に行きたかったなとぼんやり。欲望は尽きません。


【好きな振付】
オープニングの『Rock your Body』。以前の感想でゴリゴリのライブ曲だと書きましたが、予想どおり予想以上にノれました。
インパクト大です。炎も吹きます。
バックダンサーさんたちが登場したり最後の間奏でのポーズは、アレを思い出しました。某少年漫画の、『心臓を捧げよ!』。(笑)
7曲目の『Cos Of You』。これは2010年の『Another World』での印象が強くて、夏の曲だと勝手に思っていたんですが、曲自体にちょっとアレンジがなされて一気に冬の曲に。びっくりしました。Σ(・_・)
何よりこの新振付が可愛いんですよ! その場でステップ踏みながら右手を上げつつ一回転する……文字にしたら可愛いの伝わらないので観てください!
振付ではありませんが、龍一くんがめっちゃ楽しそうなのが『Superstar』。『Rock your Body』と対比っぽいと勝手に思ってます。
ライブ半ばで、隠れていた(?)バンドメンバーが登場する演出もニクいです。


【ソロコーナー】
この武道館オーラス以外は、メンバーのソロコーナーは、カバー曲でした。
慶太→『Sometimes I Cry』/Eric Benet
涼平→『No One』/Alicia Keys
龍一→『Viva La White Girl』/Gym Class Heroes
(コレはあとから知りました。洋楽には明るくないのです……)

盛り上がりましたけど、正直を言えばほんのちょっとだけ不満を感じてました。
何故なら、2013年は、w-inds.は全員ソロ活動をしていたのです。
慶太はKEITAとしてソロデビュー、龍一はバンド・ALL CITY STEPPERSを組んでデビュー、涼平DA PUMPKENZOさんと組んでダンス舞台・『The Shot』に主演。
発表があったのは2012年の10月くらいだったんですが、ちょっとガッタガタしました。とはいえその半年後くらいには、2013年もw-inds.としての新曲(『A Little Bit』)があると知って落ち着きましたが。
つまりプチ不満の理由は、w-inds.の曲に飢えていた』のです。
歌がすごいのはわかってるからせめてカバーじゃなくてw-inds.の過去曲にしてくれよぉ!(੭ु ;△;)੭ु⁾⁾バンバン
つまりこういうこと↑です。

そんなわけですから、武道館で各自ソロ活動のダイジェスト見取りは嬉しかったです!

涼平=『The Shot』のオープニングと物語の肝となるスーパースターの苦悩を描いた場面。
このときに『The Shot?』の発表もありました。もちろん観に行きました!
慶太=KEITA名義の2曲。アルバム・『SIDE BY SIDE』のリード曲、『magic』と、デビュー曲の『Slide 'n' Step』をSKY-HI(AAAの日高光啓さんのソロ名義)さんを招いてのパフォーマンス。
龍一=ALL CITY STEPPERSのLeoさんとRyukiさんが登場し、デビュー曲の『Precious Girl』とアルバムリード曲の『WITCH』を演奏。
LeoさんとRyukiさんは非常に面白い人です。オーディエンスへのアオリもうまい。
The ShotダンサーとKEITAダンサーも加わって、いつになく賑やかでした。


【楽しいMC】
ファンクラブ限定盤にオーディオコメント付きMC集がありました。待ってましたあ! な仕様です。(MCは大体削られる)
メンバーの競歩勝負は、引っつき虫&負けっぱなしの龍一くんに癒され。
即興で『ストレートシャイ』『上から涼平涼平くんのことです)というフレーズを美声のアカペラで唄ったり。
涼平くんハッピーバースデーは、みんなにハグハグされてわちゃわちゃ転がるリーダーが見れたり。
慶太:「後ろにいるよ」 龍一:「傍にいるよ」
と見守られながら、龍一くんや慶太くんの出逢いのことを語ったり。(非常に珍しい)
各自誕生会の模様でケーキつまみ食いしたりパイ投げしたり。リーダーの奢りで打ち上げったり。
私が行った大阪公演では、セットが壊れました。涼平くんを庇って慶太くんが面白くしようとしたんですが薮蛇に終わりました(笑)
堪能しました! またやってほしいですMC集。


初日の千葉で、アンコールに懐かしの『Feel the Fate』(『黄昏One Way』の部分が日替わりでした)と『Winter Story』を会場中で唄いながら、慶太くんは言いました。
「いい冬になりそうだーー」。
その言葉のとおりに、最高な冬を迎えられました。

2014年も半分に差し掛かり、w-inds.はシングルとアルバムを出し、夏のツアーが始まります。
ただひたすら、とても楽しみです。
いい夏になりそうです!!

w-inds.

追記はちょっと、個人的な想いの奔流を徒然と。
2013年のソロ活動を含めて、w-inds.へのあれやこれです。
 
【いろいろやばかったソロコーナー】


ソロコーナーから泣きっぱなしでした。

KEITAもACSもThe Shotも全部観に行った身としては、まるで走馬灯のように2013年の思い出が頭の中に駆け巡りました。
単純に驚きもありました。
使用した曲の版権の関係で、DVD化は難しい涼平くんのThe Shotをもう一度観れたこと。(ちなみに5月と8月と10月の3回観に行った)
まさかのSKY-HIさんとのコラボが観れたこと。
ここまで来たら来るだろー! と思っていたら本当にACSの登場して、アルバムとツアーを発表したこと。

驚いて嬉しくて泣きました。このソロコーナーから、ぼっろぼろ泣きました。
そこで実感しました。自分は結構思ったより寂しかったのだと。
デビューしてその翌年の2002年から、毎年、シングルとアルバム、ツアーもファンクラブイベントもあって……というのが当たり前の12年でしたから。
いま思えば贅沢です。それらすべて、全然当たり前のことじゃなくて、メンバー・制作側のとんでもない努力の上で成り立っていたこと、奇跡みたいな供給だったのに。
ソロ活動も思いっきり楽しんではいたけれど、やっぱり不満なり寂しさなり抱えていて、ずっと見ないフリをしていたんだなと自分のことながら思い知りました。

だけどそれらのマイナスな感情が、この武道館での涙にしかならない感動になり、
それぞれのソロ活動が、この武道館での最高のステージにつながりました。

このときの、心に湧いた透き徹った水のようなものは一生ものだと思いました。
素直に好きなものを好きだと思えなくなるときは、このときの気持ちを思い出したいです。


最後の『Forever Memories』をアカペラで会場中で合唱して、
エンドロール映像で夏のツアーの発表があったときもまた泣きました。
あまりに泣き過ぎて、終了して会場が明るくなったとき、隣の方に『大丈夫? 楽しかったね』とお声をかけてもらいました。(笑)
何とも幸せな時間でした。本当に感謝しかないです。
慶太くんのように、『ありがとう』を伝えたいです。