こんばんは。
先々週から喉頭炎なんですが、声は出るようになったのに咳はまだまだ出てとうとう肋骨が痛い鳥谷です。ままならない! 人生って本当にままならない!
ちょこちょこ身内から「散りゆく花の名を呼んで、」の感想を頂いたりしております。ありがたやー。ありがたやー。
ブログでネタにしていいかどうか聞いてみます。OKが出たら4コマにでもします。
先にお知らせですが、先週のダ・ヴィンチさん以外に、j-BOOKSさんの25周年(めでたい!)企画のインタビューにも答えさせていただいております。
JUMP j BOOKS小説賞歴代受賞者インタビュー
→http://j-books.shueisha.co.jp/ippuku/interview/toya.html
毎週水曜日更新、全4回です。ものごっつい楽しそうな内容になっておりますので是非読んでください。v(・・)v
また、今月号の公募ガイドさんに「読者の入選報告」に、報告と公募ガイドさんへのラヴレターーーーが掲載されております。ありがとうございます!
公募ガイド 2018年5月号
→https://www.koubo.co.jp/magazine/201805.html
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/B07B64Z7GV/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_2Sg1AbJ1WQ1KD
がんばりますぞぉおおおお(;ω;)
>すべてに向けて。
さて本題。
宣伝カウントダウンという銀色の枷にも似た翼(何を言ってるのかは自分でもよく分からない)から解き放たれての1回目。
さっそくホラー・オカルトでないジャンルの映画をご紹介します。(分かりやすいな!)
今回は、
「ゴーストバスターズ」――2016年版、別名・おばちゃん、もといレディ版です。
以下、ネタバレ注意。
あらすじ。
大学の終身雇用を狙う物理学者・エリン。
だが、過去に旧友と出した超常現象に関する本の存在がバレてしまう。
相方だったアビーに出版の差し止めを求めるが、アビーは聞く耳持たず。更にアビーも大学から追い出される。
仕方がないのでファンキーな開発者・ホルツマンと共にゴーストの研究・調査事務所を作り、地下鉄の職員・パティと、顔以外は大体アカン感じのケヴィンを迎え、ゴーストバスターズとして立ち向かう。
主題歌を聞くだけでウッキウキする、1984年版のリブート作品です。
あちらはオッサン、じゃなくてミスターだらけでしたが、こちらはリケジョなレディだらけ。
めちゃくちゃ面白かった!
そして友近さんと渡辺直美さん、吹替うっま。違和感なかったです!
前作との大きな違いは、1984年版だと、ゴーストバスターズの『活動』がすぐに認められて街の人気者になったのに、2016年、つまり現代では市民の反応が『否定的』になった点です。
動画を観たネット民は叩き、市長やおえらいさんたちはゴーストもゴーストバスターズも存在自体を無かったことにしようとし、警察はシラケた目で見る。
人を助けるヒーローでも、即座に受け入れられ誉められるわけではない。
まずは疑念や否定の目を向けられる今の時代。それが失われ、晴れて大手をふるって活躍できるのはいつになるか、それも分からない。
なんてリアルな。
けれど、誰から認められなくても、ゴーストバスターズは戦い続ける。
自分が信じたものを立証したいから、仕事だから……と書くと軽いですが、実際にやるとなると難しいもんです。(だからこそ「さあ、仕事の時間だ」と銃を構えるホルツマンのかっこよさが映える)
そして彼女たちが『仕事』をやり通したのは、やっぱり『仲間/友達/親友』がいたからですね。
笑い飛ばせる仲間がいる。それだけで心が強くなれる。
この流れがあるからこそラストの屋上のシーンに泣かされるわけで。
がんばった人にはごほうびを。
どんな時代であっても、ここだけは変わらんでほしいもんです。
ラストの大決戦は完全にテーマパークでした。
ハロウィンの飾りのような大きなバルーンやド派手なネオンが夜の街を飾って、警察や市長が完全にウドの大木と化してる中、戦闘服に身を包んだ四人のバスターズ。かっちょよくてシビれます。
前作にもいた緑色ゴーストがリア充になって華麗なドライビングテクニックを披露して、前作ラスボスのマシュマロマンも出て、ロゴの困り眉のゴーストがまさかの今回のラスボスで、次から次へとハッピーでファニーなゴーストアトラクション!!
ヴィジュアルだけで映画館で観たかった度満点でした。あーもったいない!
エンディングがまた必見。
お前らが踊るのかよ! リードすんのはお前かよ! でもいいや楽しいから! それがすべて!!
みたいな感じで笑い通しでした。
【好きな場面】
①顔以外はトンチキな受付男子ケヴィンのアレコレ。
エリンがだいぶメロメロで笑いました。男女逆だったら笑えないのではコレ。
吹替の森川智之さんの「コーヒーきらい」の言い方がツボです。
②若干怖かったマネキンとのだるまさんが転んだ。
マネキンが動いたの地味にビビりました。
気配に振り返ったパティの、
「さっきまでいたっけ? いや、答えなくていい」
「……(無言で追いかけるマネキン)」
「答えなくていいってばぁあああ!」
この一連の流れ、恐怖からの爆笑の緩急がうまい。(笑)
③所々見られる前作へのリスペクト。
事務所の物件を探して、最初に紹介されたのが前作の登り棒(?)つきのアノ場所だったのに笑いました。「ポールダンスができるね」に性差と年代差を感じつつ。
マシュマロマン、ロゴの困り眉ゴーストが出てきたところで、ああ本当にシリーズへの敬意があるんだなぁ……とジーンとしたのですが。
倒し方が、
マシュマロマン→尻(推定)にナイフぶっ刺す。
困り眉ゴースト→股間を重点的に狙う。
だったので、なんかもう別のメッセージも感じました。
リスペクトはしちゃあいるが過去作は過去作なので我々はアナタを超えさせてもらう!!
っていう。(※個人の感想です)
ただのリメイクやリブートに終わらず、より良いものを作りたいという制作側のアツいメッセージを感じました。惚れたぜ。(※個人の主観です)
【余談】
地味に好きな台詞。
エリンが聞く耳持たない系の市長に、ゴーストが暴れるから市民を非難させてほしいと頼む場面。DVDはもう手元にないので意訳になりますが、
「市民を第一に考えて! せめてここの支払いは自腹にして!」
笑いました。こういう台詞回しほんっと好きだわ。私も小説でやりたいわ。しかし私の伎倆だと妙に「浮いて」しまうのだった。ちくしょう修行あるのみ。
✩
【宣伝】
2018年3月19日 発売
「散りゆく花の名を呼んで、」
(「花は二度死に、名を失う」より改題)
集英社 j-BOOKS刊行
http://j-books.shueisha.co.jp/books/chiriyukuhananonawoyonde.html
第3回ジャンプホラー小説大賞銀賞受賞のホラーミステリ!
男子大学生の鹿住未来(かずみ みら)は、残留思念を読み取る、サイコメトリーと呼ばれる超能力を持っていた。母校の高校で教育実習を始めた未来は、生徒からホラー映画研究部の活動に誘われるが、彼が部活に参加したその日に部員の一人が異常な死を遂げ、他の部員も後を追うように次々と変死してしまう。
未来は、心を寄せる生徒・恵田桜香(えだ ほのか)を守るため、自身の能力を用いてその原因を捜査するうちに、特殊な交霊術「キラズさん」の呪いにたどり着く。遺言と異常死、名に込められた祈り…その全ての謎が明らかになるとき、切なくも怖ろしい驚愕の結末が待ち受けて…。教師と生徒との呪われた愛の行方は。
(Amazonさんより抜粋)
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