寒い日が続くなか、お元気にお過ごしでしょうか。
( ・ω・)<鳥谷です。
人生(たぶん)初の胃腸炎にかかりました。
すごかったです。胃が白湯以外のあらゆる飲食物を拒絶するという経験……!
皆さんもお気をつけください。
😷
ツタヤで借りたホラー映画です。
1981年制作、アメリカのスラッシャーホラーの金字塔の続編です。
【あらすじ】
1980年。クリスタルレイクの事件の唯一の生存者・アリスが大量の血痕を残して姿を消す。
そして1985年。再び若者たちが『血のキャンプ場』を訪れる。
地元民が止めるのも聞かず、若い指導候補生たちは『今』を楽しむ。森の中の怪物の存在に気づかないまま……。
【ひとこと感想】
殺人鬼はどこから? ジェイソン本格始動ホラー。
※全力ネタバレです。
※猫と犬が出ます。猫は無事ですが……
【3つのポイント】
①50分36秒
②殺人鬼の人物像
③飛び出すジェイソンと「犬は!?」
【①50分36秒】
冒頭はものすごく続編っぽかったです。
①のファイナルガール・アリスを、改めて蘇ったジェイソンが襲う。(丁寧なネタバレ付き)
ここから5年後に飛び、1985年。
クリスタルレイクに、キャンプの指導候補生の若者たちが集まります。
キャラも豊富で、イチャつきカップルから車椅子の人、犬を連れている人、ゲーマーまで。
その中で、今回の主人公はジニー(心理学専攻?)とポール(候補生たちのリーダー)。
夜の焚き火でマシュマロとジェイソンの話という風物詩が流れ、さあこっから惨劇の一夜だぜとワクワクしていたら、
なんと、
ジェイソンくん、この若者たちを殺すまで50分36秒かかりました。
( ・⌓・)<……?
いえ、冒頭のアリスの他にも殺人はありました。
給油所で「おまえらは殺される!」という忠告おじさん(シリーズの名物)や保安官など。
しかし肝心要の若者はいつまで経っても手付かず。
「残り26分で皆殺しできるのか」「時間配分大丈夫か」と、めっちゃくちゃ余計なお節介心がわきました。
【②殺人鬼の人物像】
そんなのそのそ進行の中、興味深かったのは、
ジニーによるジェイソンの『考察』でした。
ジェイソンは一体どんな人間なのか?
改めて聞かれると、なかなか答えづらい。
自分にとってジェイソンは『殺人鬼(死の概念そのもの)』なので、人物像は考えたことがなかった。
ジニー:「大人の体に閉じ込められた子ども?」
特殊な生まれだったジェイソンにとって、母だけが世界だった。
彼は、「死が何かを知らなかった」。
その死を突然見た。
それは、キャンプ場でいじめられ、指導員に見殺しにされた『自分の死』ではない。自身の死は見られない。
よりにもよって『母親の死』である。
自分を愛し、自分のすべてだった母親が、自分のために殺されたのを目の当たりにしてしまった――
ジニー:「彼は今も母親を求めているわ。生き返ることを」
そう話すジニーの知らないところで、
母を求める少年は、夜にまぎれて惨死をもたらします。
【③飛び出すジェイソンと「犬は!?」】
本作は犬が出ます。
紫色のリボンがキュートなマフィンちゃんです
このマフィンちゃん、途中でジェイソンに殺された疑惑が出まして、
( ゚д゚)<担降り!!!
と叫びました。これはもはや反射的反応です。
そんな観客の心境などお構いなし、本格始動したジェイソン。
ちなみにホッケーマスクではなく、白い袋を被っています。
事後カップルを襲い、槍で人体×2+ベッドを貫通させたり、
女子の死体と添い寝したり、
室内に潜んで出てきたり、車の窓からひょこっと現れたり、神出鬼没。
ドアから来ると思いきや窓からバーン。
これもう、 『どこから殺人鬼が現れるのか予想するのを楽しむ』 系ホラーやなと思いました。
その趣向は最後までたっぷり。
色々あって、なんとかジェイソン宅から脱出し、コテージに戻ったジニーとポール。
するとドアの向こうから物音。エモノを構えて臨戦態勢をとるふたり。
そこにいたのは……
チャッチャッチャッ(犬の足音)……╰( U ・ᴥ・)
マフィンちゃーーーーん!!
生きてた――!! 信じてたぞスタッフとジェイソン――!!
担降りせんで済んだぁあああああ!!
(※ショーシャンクのポーズで)
(و 。º ロ º )و✧
かと思いきやジニーの背後から バーーーーン!!
なんとジェイソンが窓を破って襲ってきました!
そして突然の朝! 救急車で運ばれるジニー!
ジニーは叫ぶ! 「ポールは!?」
わたしは叫ぶ! 「犬はぁ!?」
そうして流れるエンドロール。
置いてけぼりにされる観客(わたし)。
……いや、まじで、……夢オチ……?
…………犬は……???
【まとめ:『まだ』人間だったジェイソン】
と、そんな怒涛のような結末でした。
(夢オチかどうかは③で分かるという噂)(もう信じるしかない)
しかし今作、新米殺人鬼であるジェイソンの『人間み』を感じました。
女子に負けたり、局所キックで倒れたり。
ベッドの下に隠れるジニーに対し、椅子に乗って足を隠し、立ち去ったと誤認させる罠を仕掛けたり。
そうかと思えば椅子の足が折れて転んだり。
母親になりすますジニーの命令を聞きそうになったり。(目がすごく綺麗)
さらに冒頭のアリス殺害後、ジェイソンは沸騰したヤカンを別のコンロに移動させていました。
変な生活感を感じました。
別に殺人鬼なんだからヤカンなんて放っておいてもいいはずなのに。
母親のパメラ夫人に躾けられたのかな、と、生前の姿を想像できて趣深い。(?)
クライマックス、ジニーに覆面を取られたジェイソン。
隠され続けた彼の顔は、何より表情はどんなものだったのか――その答えはラストに。
右と左で人相が違う。思えばジェイソンの素顔を初めてきちんと見た気がします。
ここからホッケーマスクを被り、不死身になり、死の概念となり伝説と化す。
その始まりの物語でした。
【余談:チェーンソーの話】
作中、チェーンソーが出てきました。
ホラー好きな私は思いました。
( ´∞`).。oO(お、これはジェイソンが使うことで有名な武器……なんてな! 『ジェイソンはチェーンソーを使わない』のはホラー好きの一般常識だぜ!)
しかしクライマックス、そのチェーンソーを手にしたのはジニーでした。
( ・ω・)<おまえが使うんかーーーーい。
これは知らなかった。まさか対戦相手のファイナルガールの武器だったとは。
しかもジェイソン、フツーにチェーンソーに怯えているんですよ。
「ジェイソンはチェーンソー使い」とデマが流れるたびに、本人としても不本意だっただろうな……と変な感想が浮かびました。
【おまけ:意味不ガールのテリー】
裁判長、登場人物の服装についてツッコミを入れたいです。(裁判長?)
( ・ω・)<どいつもこいつも森をナメてます。
男女ともに足まる出しです。
分厚い上着の人の隣にタンクトップマンがいるので季節もよう分かりません。
特に犬のマフィンちゃんの飼い主・テリー。
彼女はやばい。ノーブラかつ下乳が見えるほどの短さのトップス(長袖)です。意味不。
そのザコい装備で夜の森に、行方不明の犬を探しに行くのが意味不。
かと思いきや、突然脱ぎ出して全裸で夜の湖で泳ぐの意味不。
捜索の一環かと思いきや懐中電灯も不所持――
( ˘ω˘ )<……
山林に入るときは長袖長ズボンにしよう。
↑
意味不が過ぎてホラー映画の感想じゃなくなった〆。
次回は2月23日 3月2日月曜日、
2017年制作、インドネシアの超常現象ホラー、
『悪魔の奴隷』の話を(今度こそ!)します。
( ・ω・)<公募原稿が終わらないのでー!
鳥谷綾斗
