人生はB級ホラーだ。

良い作家さんになりたい鳥谷綾斗のホラー映画中心で元気な感想ブログ。(引っ越しました)

スクリーム(映画)

JUGEMテーマ:Horror

 

こんばんは、鳥谷です。

 

「散りゆく花の名を呼んで、」勝手に宣伝カウントダウンイベント、その1を開催します!
どんちき└(^ω^ )┐♫ ┌( ^ω^)┘♫どんちき

 

(一応編集さんに知らせてはいる)
(見てるかどうかは分からない)
(見てたら拡散してください(o*。_。)o)
(「どんちき」の元ネタ分からない方へ→ニコ生ホラーでよく出るアレです)

 

 

第1弾は「スクリーム」です。
『ホラー映画×高校生』
「散りゆくー」も高校のホラー映画研究部が舞台なので、勝手にシンパシィを感じてます。

 


以下、ネタバレ注意。


DVDにて視聴しました。
『監督のホラー映画愛がすごい。』
という事前情報どおり、大きな愛に満ちていました。
ていうかシリーズ4本中4本とも面白いってすごい。

 

あらすじ。
平和な町に起こった殺人事件。
彼氏と家でホラービデオを見ようとしていたケイシーに、奇妙な電話がかかってくる。
「クイズに答えろ。間違えたら殺す」
答えられなかったケイシーは惨殺される。
そしてケイシーの友人、シドニーは1年前に母親が殺されたトラウマで、彼氏のビリーと結ばれないでいた。
仮面をかぶった謎の殺人鬼に命を狙いまくられるシドニー
とうとう校内で殺人事件が起こり、休校となったが、生徒たちはパーティーを催す。
その場所で更なる悲劇が起こる。


王道青春サスペンス風味ホラー。
ここに出てくる超絶有名なマスクの殺人鬼(中の人は毎回ちがう)・スタブさんは、ホラー映画界イチ『反撃されまくった』『普通にダメージを喰らう』『でもだいぶ頑丈』な殺人鬼だと思います。
そしてシリーズを通してのヒロイン、シドニーはホラー映画界イチ『スゲー強いヒロイン』だと思います。
でも覚醒するのだいぶ遅いと思いまーす。(・_・)
彼氏とか友人とか殺されていざ自分の番になってやっとは遅いと思いまーす。(・_・)

 

作中に出てくるホラー映画マニア系男子・ランディは心の友でした。2でリタイアしたのはとても残念です。君のことは忘れない。

 

そんなランディが示した、ホラー映画のルール。
ホラー映画セカイではこれらの行動は死に直結します。

 

1.性行為をしたら。(リア充ばくはつしろの法則)
2.お酒とかおくすりとかやったら。(正気を失ったらアウトの法則)
3.「すぐ戻る」と言ったら。(死亡フラグの法則)

 

1と2は「調子こいたらアウト」と言い換えてもいいです。
(これは『ホラー映画の死は序盤に限ってはあくまで娯楽。観客がスッキリするものの方がよい』という理由かな?)
ナウくてヤングな感じに言うと、「リア充パリピは去ね。」でしょうか。
2や3でもルールはありますが、いちばん納得できたのはコレでした。

 

 

ランディと同じく、私もホラーが大好きです。特に映画というメディアではダントツです。
ですが、「人が死ぬ様を描いた映画を観て喜ぶ」というのは、冷静に振り返ると、ふつーにアウトな娯楽なのではとも思います。
嫌なやつや悪いやつだけでなく、何の罪もない若い女性や誰かを守ろうと奮闘した好青年も殺されます。主人公を助けようとした人も容赦なく無惨に。
なのに、視聴後は「面白かったー」という感想を述べるのは、果たして健全なのか? 自分はマトモなのか?
たまに、疑問に思ってしまうことがあります。

 

これに関しては、「人間は疑似体験できる恐怖を求めるもの」とか「観終わった後、今ある現実に感謝するため」とかそれっぽい理屈は捏ねれますが、どれもしっくり来ません。

 

何故、私はホラーを好んで観てるんだろうか……?
( -ω-)<……?

 

それでもホラーが大好きだと言えるし、これからもメディアを問わず摂取しようと思います。楽しめるうちが華やで。

 


余談。
「Hello, Sydney. Surprise?」
という有名なスタブ殺人鬼からの電話の台詞を、
「ハローシンディ。驚き?」
と訳した友人がいました。今でも笑えますありがとう。

 

そしてこの映画、吹替声優さんがちょっと他の映画と雰囲気が違います。
アニメによく出てくる方々ばっかりで、ものすごく馴染み深いです。特に90年代勢には。
だもんで、歴代犯人の名前は覚えていなくても吹替声優さんの名前だけは覚えているって謎な感じになります。
(1作目→三木真一郎さん、2作目→高木渉さん、3作目→置鮎龍太郎さん、4作目→日笠陽子さん(この方だけ2010年代感))

 

そしてそして1と2の第一犠牲者の方々(林原めぐみさんと富沢美智恵さん)、声に特徴があるせい、否、おかげで、モブの声で出演された時も「あれ生き返った?」「あれ実は死んでない展開?」と余計な勘繰りをしてしまいました。
( ・ω・)<考えすぎ。


そして×3、この映画、ホラー映画のクライマックス終了付近によく生じるイライラが無かったです。
いわく、「一回倒れたくらいで死ぬと思うなよ!」「油断すんなよ!」「頭狙えよ!」です。素晴らしい。
13日の金曜日とハロウィンでは、「何でそこで安心できるんだよ! おまえの危険回避本能大丈夫!?」って散々叫んだなぁ)


 

【宣伝】

 

2018年3月19日 発売
「散りゆく花の名を呼んで、」
(「花は二度死に、名を失う」より改題)
集英社 j-BOOKS刊行


第3回ジャンプホラー小説大賞銀賞受賞のホラーミステリ! 

男子大学生の鹿住未来(かずみ みら)は、残留思念を読み取る、サイコメトリーと呼ばれる超能力を持っていた。母校の高校で教育実習を始めた未来は、生徒からホラー映画研究部の活動に誘われるが、彼が部活に参加したその日に部員の一人が異常な死を遂げ、他の部員も後を追うように次々と変死してしまう。 
未来は、心を寄せる生徒・恵田桜香(えだ ほのか)を守るため、自身の能力を用いてその原因を捜査するうちに、特殊な交霊術「キラズさん」の呪いにたどり着く。遺言と異常死、名に込められた祈り…その全ての謎が明らかになるとき、切なくも怖ろしい驚愕の結末が待ち受けて…。教師と生徒との呪われた愛の行方は。
Amazonさんより抜粋)


よろしくお願いします!

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