まずはこちらの画像をごらんください。
先週お花見に持っていたお弁当です。
秘技・「ゆうべの残り物を詰めただけ」を使いましたが、むしろ「お弁当にするためにこれにした」的メニューでした。
一石二鳥オブ一挙両得の必殺技に、有能オブ有能すぎて自分自身に「キラやば~~~~↑↑☆」とウカレポンチにイイネを押したんですが、ふいに思い出しました。
この技は「きのう何食べた?」2巻でシロさんが繰り出していたことをーー。
大事なことはだいたい漫画から学びます。
【ドラマ1話を観て】
肝心要の脚本は複数のエピソードを組み合わせる手法でしたね!
目を引いた変更点は、主人公(シロさん)がゲイだという明示を少しズラしたこと。
原作ではケンジとの会話でさらっと出てて、そのあと母・久栄さんが、
「同性愛者なのはちっとも恥ずかしいことじゃないのよ!?」
(※表情がやばい)
という爆弾を投げる流れでした。でもドラマではふたりの『会話』ではうすく隠し、この『台詞』で明示されてました。
はっきり言ってナイスです。インパクトはこっちの方がありますね。
映像化ってやっぱり『映える』のが大事まなぁと頷きつつ、看過できない点がひとつだけ。
( ・_・)<インテリアがシャレオツすぎない??
【ジルベールいわく、】
「全然かまってないインテリアのこぢんまりとした部屋! ステキ~♡」
単行本7巻のジルベールのセリフです。確かにおうちシーンの背景を見る限り、シンプルイッザベストを素でいってるインテリア。でもドケチ、否、倹約家のシロさんらしいです。
なのに何ですかあのインテリア。
「だし昆布をビンに入れてる……」
「マステで掲示物を貼ってる……」
「て、テーブルが……アイアンフレームで木のぬくもりを感じられるレトロモダンなデザインだと……!? しかもリビングデスクもそれに合わせた意匠だと……!?」
「ひぃ! レシート入れる小っさい引き出しが木! 側面に黒地に英字プリントがあるやつ! どう考えても100均では売ってない、あるいは売ってた材料でプチDIYしないとゲットできないやつ! ダイソーのプラスチック製、がんばっても3段アクリルチェスト200円(2019年時点で)とか使いそうなシロさんなのに!」
「ひぃいい、空気清浄機はともかく間接照明があるー!」
( ゚Д゚)<めちゃくちゃこだわりありますやん!!
( ゚Д゚)<インスタで「#男前インテリア」のタグつけるやつですやん!!
( ゚Д゚)<シロさんが壁に星とか飾るかーー!?
(※パニックの嵐)
いえ、分かってはいます。
ドラマだもの。画面的に映えさせないと。前項目の台詞の流れと一緒です。
ですが、この胸に宿るオタクとしてのマインドが、つよくはげしく、解釈違いだと叫ぶのです。(めんどくさい)
混乱を極めた(おおげさ)私は、落ち着きを取り戻すために考え直しました。
( ・ω・)<いやまあでも……ケンジの趣味だと思えば。
たぶんテーブルや机を新しく買う時に、ケンジが美容師スキル(顔の広さとか人脈とか「オシャレが仕事」ならではのセンスの良さとか)を発揮して、安くて使い勝手がよくて見た目もキュートなものを選んだんでしょう。
引き出しもケンジが材料を買ってきて、お休みの日に作ったんでしょう。傷だらけのアクリル製よりこっちの方がいいよーとか言っちゃって。
たぶん壁の星は、ケンジが買ったんでしょう。ふたりで初めて100均に行った記念とかで。初めは「こんなもん飾って何になるんだ……」とか思ってたシロさんも、「まあいっか」になって、やがてそこにあるのが当たり前に……。
えっ。そう考えると、この部屋爆裂ときめくな??
(・△・)←開眼した顔。
ちなみに食器棚や本棚のごちゃっと感は合格です。一般家庭っぽい。
余談ですが、2話で出てきた佳代子さんち、鏡台がレトロでアラカンご夫婦のおうちっぽくて良き良き。
それにこの男ふーふ、寝室のベッドのヘッド部分に枕以外の大きいクッション置いてます。ホテルくらいでしか見たことないやつ。だから解釈の余地はあります。あるんです。
何だ……。
言うほど解釈違いやないやないか……。
胸を撫で下ろしました。
【今回の話の総まとめ】
ぐだぐだ書いといて最終的にはこのオチかよって思われるかもしれませんが、つまり要するに言いたいことは、
妄想力って、幸せになれる鍵。
( ・ω・)<子ーどもーたちよぅく覚えとけー♪
(突然の最近の人には分かんない曲/野猿の「FISH FIGHT!!」という曲です/平成初期にとんねるずさんが番組スタッフさんと結成した、日本一有名なPがプロデュースしたグループです)
ドラマ第3話が楽しみ楽しみ。
【余談・お花見って】
お花見って、国民の義務であり権利だと思うんですがいかがでしょう。
労働・教育・お花見。
(納税? 知らない子ですね)
今年もきれいに咲いた奇跡に乾杯。
桜の樹の下で、
桜吹雪の中で、
桜の花の上で、
ホラー小説(赤川次郎先生/『おでかけは「13日の金曜日」』/汐文社)を読んで、ホラー小説を書く(正確には手直し。また投稿サイトに上げます)という、まっこと雅なひとときを過ごしました。
( ・ω・)<最高。
次回は映画感想記事です。